2013年1月21日月曜日

空中都市マチュピチュへ 〜Day38-39 in Cusco, Machu Picchu〜


さて、リマでの両替を終え、現在残金USD150。この極限状態でも私はマチュピチュに向かっています。



本当にあきらめてリマで体制を立て直すべく滞在しようかとも考えたが、やはりマチュピチュを諦めては、今回のバックパックの目的の一つを果たせない。

そんな妥協はしない。

PlanB, Cをも打って、できるだけのことはやったのだから、後は結果を待つだけ!うん、マチュピチュに行こう!!!

そう、夢にも見たマチュピチュ。

忘れられた遺跡。天空都市。

スペインのコンキスタドールに破壊され尽くしたインカ帝国が唯一その姿と過去の栄光を讃え佇むその姿。




それにしてもこのマチュピチュ、高い。いや標高じゃなくて・・・値段。

最近ペルー政府は国を挙げて観光に力を入れているといいますが、

クスコまでの飛行機往復220USD(バスは往復120USDくらいかと)

クスコ−マチュピチュ間の列車往復120USD

マチュピチュ入場料60USD

で、リマからざっと450USDくらいかかるんですよ。

高級リゾート地です



そうです。私、お金ないんです!


しかも今は雨期で雨が降ってる事が多い、まず晴れ間は見えにくい。


そんな超高級観光地へ、残金150USDの私が向かう訳ですよ、はい。

とりあえず、頼みは全てクレジットカード

飛行機も往復列車もクレジットで切って、後はマチュピチュの入場料だけ、

これは現地に少しだけ滞在して、天気の様子を見て買う事に。


と、いうことでクスコから高くて狭い列車で3時間30

漸くマチュピチュに到着です。

旧アグアスカリエンテス(Hot Water)という名前の街。その名の通り温泉が湧きます(入ってませんが笑)。


硫黄の匂いもするし、本当に日本の温泉街みたいな感じ。

世界中の旅行者が集まってきています。


さて、翌日のマチュピチュに備えての準備!

え、

インターネットのシステムトラブルでクレジットカードが使えない!!!!!!

なにーーーーーーーーー

町中の券売所(文化省分署)に行って交渉するもクレジットカードは使えず、しかもブラジルの学生証では学生料金(半額)で入れない。

もう打ち拉がれた気分で宿に戻る。


ここでマチュピチュの入場料を払えば残金が100USDをきる。カードがリマに届かなかった場合、確実にこの後の旅が出来ない

どうする、おれ。


でもマチュピチュを見なきゃこ(ry 2回目

買いました!!!!!!!!!!


残金90USD


ペルーはカードがすごく普及していて、こんな辺境の街でもちゃんとクレジットが切れます。

ただし、油断は禁物。


今から想像すると思うんですけど、私きっとこのときすごい目をしてたと思うんです。

もう獲物を前にした獣の様な。。。


通常15ソル600円くらいw)で食べられるレストランのコース

今の私に15 ソルは大金です。

以下「」内は店員

「お兄さんお兄さん!15ソルで前菜、メイン、デザート付けてペルーの伝統料理が食べれるよ!!是非!」

(ギロッ)お兄さん、10ソルにしてくれ

「いや10ソルなんてできないよー。ほら、飲み物もつけるからさ。」

(ギロッ)お兄さん、飲み物付けて10ソルにしてくれ。ボリビアでカードなくして金がないんだ

「分かったよ、飲み物付けて12ソルでいいぜ!特別だからな!」

(ギロッ)ありがとうお兄さん、ついでにスープもつけて10ソルにしてくれよ

「あ、え、っと。あ、うん。そ、それでいいよ・・・。」

アミーゴありがとう。明日も来るぜ!!


残金90USD

次回、

マチュピチュ徒歩登頂の苦悩

に続きます。



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